『信州の建築家とつくる家 vol.18』　が出版されました

ＪＩＡ長野県クラブから「信州の建築家とつくる家 vol.17」が出版されました。ＪＩＡ長野県クラブは、建築設計監理を専業とし、長野県内で活動する建築家の集まりです。今回は32名の建築家による住宅設計の実例を載せています。

第18集のテーマは『家のかたち、その発想』です。

社会情勢や地域環境が常に変化していく中で、私たち建築家は今何を求められているのかを考えます。暮らし方、デザイン、性能、素材、経済性などあらゆる条件を統合して考えます。一軒一軒の家がその場所に永く生き続けていけるように考えます。家づくりを通じて建築の文化としての価値を考えます。

最初の発想は、すぐに生まれることもあれば、なかなか生まれなくて苦悩することや途中で転換するべきか迷うこともありますが、その先に必ずある終着点に向かって考え続けるのです。この書籍が家づくりの第一歩として何かのお役に立てることを、そして建て主と建築家との出会いのきっかけになることを願っています。